07 一歩をふみだそう [まち・みらい倶楽部2011年秋冬号]

07 Members voice

東日本大震災から八ケ月がたちましたが、震災は日本をどのように変えたのでしょうか。震災と原発事故が私たちの生活に、意識に、大きな影響を与えたに違いありません。
さらに追い討ちを掛けているのは、世界的経済の危機が横たわり、財政・金融危機の収束がいつになるものやら。一言で申せば生きにくい時代ですが、むしろ出会いを求めて、地域内外へ飛び出すチャンスです。社会の安定と強化なくしては私たちの生活が成り立ちません。いままで日本は多様な地域の上に繁栄をしてきました。「雇用の課題」についても、ハローワークに行くぐらいしかなかった時代から、非営利団体などとのネットワークの中に生きがいを見出して、環境・医療・福祉などの分野にまで、新しいソーシャルとしての地域発展へと連動する時代となりつつあります。前記しました震災などを契機として、国があって地方が存在するのではなく、地方の集積として国があるからこそ、地域住民の声を反映する国でなくてはなりません。「まちづくり」は「大勢の人々のつながり」によってこそ具体的に動きだすものです。今後5年・10年…と安全・安心のまちづくり活動と一緒に取り組んでまいりましょう。

 

代表理事 塗田敏夫