[2012年度] 3月9日 平成24年度 第10回まちづくり講座

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~ネットワーク・サロン/こんな時代をデザインする~

第10回まちづくり講座は大阪市立総合生涯学習センターとの共催、ネットワークサロンでの開催です。内容は、講演とワークショップ。講師は常盤成紀氏です。
 「こんな時代をデザインする!」と題して、ネットワークサロンを開講させて頂きました。当日は多くの受講者に恵まれ、とても有意義な時間を過ごすことができたように思います。
今回は二部構成で、前半では「こんな時代をデザインする!~何かやってみたい人のためのまちづくり入門~」として講演をさせて頂きました。そこでは、いま私たちがやっている、あるいはやろうとしている「まちづくり」とは、そもそもどのようなものなのだろうか、ということを、理論的な背景を交えながら考えていきました。「まち」とはなにか、「まちづくり」とはなにか。なぜ人びとは「まちづくり」をしようと思うのか、時代の要請なのか、私たちはそれに何を求めるのか。また、これから「まちづくり」はどのようになってゆくのか、課題は何か、希望は何か。普段なにげなくイベントをやったりセミナーをやったりして「まちづくり」をしている皆さんには、こんなことをあまり考えながらやっている方は少ないと思いますが、だからこそ、いつも自分たちのやっていることを改めて整理して見つめなおしてみる、社会における自分たちの位置を確認してみる、そんな機会を提供できたと思っております。そして、このような話の続きとして、なにかやりたいことを見つけたい、そんな人たちに、「まちづくり」を通して行う「やりたいこと探し」のやり方についてお話をしました。「まちづくり」とはそれを行うその人にとってどういうものなのか、そして「やりたいこと」とはどのようにして見つけていくのか、また、「やりたいことをやる」とはどういうことか。僕自身の経験なども交えながら、こういったことをお集まりの皆さんと考えていく講演でした。時折時代の背景や思想の潮流をお話しすることもあってとっつきにくい箇所もあったかと思いますが、「いまなぜ『まちづくり』なのか」について皆さんと丁寧に見ていくことで「まちづくり」とは何なのかを確認することができ、またそんな「まちづくり」は「やりたいこと探し」にどのようにリンクしてくるのかを考えることで、お集まりの皆さんの「何かやってみたい」に少なからず貢献できたのではないか、と思っております。
そして、サロンの後半では、「探そう、あなたのまちづくり」として、実際にいま自分たちの興味のある内容からひとつのイベントを企画するというワークショップを行いました。班のそれぞれが漠然と興味を持っている事柄について順序立てて整理をして、それらを進めるために、始めるために必要なモノ、コトを考え、最後に、出揃った複数の「興味のあること」同士をコラボレーションさせて一つのイベントを企画する、という内容でした。やりたいことがまだない状態の人でもこのワークショップを通じて刺激を受けることができ、また、いまなんとなくある人であっても、コラボレーションを考えたりすることで、いままで見えていなかった面白いことを再発見することができたと思います。このワークショップを通じて、「興味を語る」「(他人の)興味に出会う」「(自分の)興味を知る」という三点に触れることができ、そこから実際にイベントを考えてみることで、皆さんの「やりたいこと」を見つけるお手伝いができたのではないかと感じています。
いざ始めてみると、段取りへの不安と裏腹に皆さんが積極的に楽しんでワークをされているのを拝見し、またすばらしい発表を聞かせて頂くことができ、サロンを進めていた私もとても楽しむことができました。
つたない内容にも拘わらず興味を以てご清聴頂き、また積極的にワークショップに参加して頂いた皆さんに心から感謝を申し上げたいと思います。
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