[2013年度] 12月14日 第6回まちづくり講座

2013_1214_03

~まちを使いこなす・私のカンボジアフィールドノート~

第6回楽しいまちづくり講座は、文化財建造物保存技術協会の梶本希さんを講師に迎え、関まちでは初めて利用させていただく「まちライブラリー@大阪府立大学」で開催されました。今回の講座は、梶本さんの2012年4月から半年間のカンボジアでのフィールドワークに基づき、まちづくり事例を紹介していただきました。首都でありながら観光客がじっくり訪れることの少ない都市プノンペンを中心に、「建築・都市」「生活」を軸に現地の人々の生活スタイル、文化等について、写真を交えながら紹介していただきました。カンボジアは長年の内戦により荒廃し、日本からも1992年PKO協力法成立後初のPKO活動として陸上自衛隊の施設部隊が派遣され、93年9月までに計1200人の隊員が道路・橋の修理などの任務に就きました。93年5月には新生カンボジアへの制憲議会選挙が実施されましたが、選挙期間中に国連ボランティアの中田厚仁さん、文民警察官の高田晴行警視が襲撃事件で死亡する悲劇がありました。そのような歴史からも私の中ではカンボジアはまだ荒廃から立ち直ることができていないイメージがありましたが、今回の講座で近代化が進み活気づくカンボジアの首都プノンペンを紹介していただき、驚くと同時に日本におけるまちづくりにおいても活用できる多くの要素を学ばせていただきました。会場は満員御礼で、講演終了後の質疑応答においても予定時間が超過しても参加者の質疑が止まることなく、大盛況の中惜しまれつつ講座は終了しました。海外におけるまちづくり事例を紹介していただくのは今回が初でしたが、「和洋折衷」というすばらしい言葉があるように日本におけるまちづくりにおいても今後は様々な国のまちづくり事例を参考にしていくことが必要だと今回の講座を通して痛感しました。今後も海外におけるまちづくりを学んでいただける機会を設けていきたいと思いますので、今年も関まちの活動にご期待ください。

 

2013_1214_042013_1214_012013_1214_02