[2014年度] 4月26日 平成26年度 第1回まち歩き会

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~西宮まち歩き会~

今回のまち歩き会、企画のきっかけは、常任顧問の山崎善弘氏(奈良教育大学 教育学部 特任准教授)が西宮神社御社用日記の編纂を手掛けられており、西宮神社文化研究所の松本主任研究員様に神社関係先のご説明を依頼願えた事より始まりました。 当日は、阪神西宮えびす口に、9:30に20名が集合。
①NTT西宮敷地内にある傀儡師の碑を説明
西宮神社の北に住居を構え、神社のお手伝いをし、人形を操り、諸国を西宮神社の御札を配り、えびす信仰を広めました。この人形操りが、後の人形浄瑠璃に繋がります。
②国道2号線を越えJR山陽本線の下を人専用のトンネルへ
谷崎潤一郎の細雪に出てくる事を紹介(文書のどこで出るかは皆様の読書にて)。
③阪神西宮南のえびす商店街でイベント会場を抜け西宮神社へ
同イベントは、人形芝居えびす座の座長が企画・プロデュースされています。同氏は前日25日(金)夕刻西宮神社社務所での落語会も主催されており、笑福亭喬介さんが落語会を定例で開催されています。第4金曜日19:00木戸銭500円。
④西宮神社での説明
本殿・分社のご説明、塗り壁は日本三大塗り壁で、三十三間堂・熱田神宮と当西宮神社です。10日えびすの福男選びの赤門から本殿までの競争も阪神淡路大震災後の行事ですが、全国的に有名となり歴史が有る行事の様に思われています。その赤門は豊臣秀頼寄進です。
途中、西宮神社御社用日記の監修者の関西学院大学 志村 洋 文学部教授もご参加頂きました。
⑤一般にはあまり公開されない六英堂
岩倉具視の私邸、明治の要人:三条実美・西郷隆盛・伊藤博文・大久保利通・木戸孝允がよく参集され日本の行く末を議論された建物です。又、岩倉具視が病に伏した際に明治天皇が見舞われた事で、行幸跡とゆうことで、丸の内から、神戸布引・そして西宮神社へ移設・保存されています。
⑥宮水井戸及び宮水発祥の地の碑を見学
戎伏流水・札場筋伏流水・法安寺伏流水が流れ込み、かつての海の地層を通る為、リン(一般の酒造用水の10倍)カリウム・カルシウムが多く、酵母の増殖を促す。酸素も多く含み鉄分の除去を行う事で酒造に最適な水となっています。
⑦白鹿記念酒造博物館(酒蔵館)
震災後復興された・米を蒸した所・酒を搾った所などの遺構を見学できました。地方の古い蔵元では見ることもできますが、灘の大手蔵元では見ることは出来ません。記念館は吉田五十八特別賞を受賞した建物です。桜守として有名な笹部新太郎氏が西宮市に寄託した品々を見学、氏の御蔭で大阪造幣局の通り抜けも楽しめています。
⑧西宮砲台
御前崎浜(香枦園浜)に勝海舟が建議し江戸幕府が慶応2年建造、石造円筒形砲台を見学。
⑨白鹿クラシックにて試飲
⑩白鷹禄水苑にて試飲、同所での資料館見学
⑪阪神西宮駅前にて打ち上げ会、解散。
天候にも恵まれ、(少々暑いぐらいでした)昼食と飲み比べの時を除き、立ちっぱなし・歩きっぱなしで参加者の皆様お疲れ様でした。

 

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